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Final Stage 第7章:愛をするということ6

Author: 相沢蒼依
last update Petsa ng paglalathala: 2025-12-21 10:34:54

***

「すっかり遅くなっちゃったけど、大丈夫?」

「隣に千秋がいれば問題ない、大丈夫だ」

これからずっと一緒にいられるというのに俺たちは手を繋いだまま、実家に置いてある車を目指して歩いていた。通りに誰かいたとしても、繋いだこの手を離さないだろう。

「穂高さん、ありがとね。いろんな気持ちにさせちゃったけど、俺の家族に逢ってくれて嬉しい……」

「ふっ、千秋の心が、キレイな理由が分かってなによりだった。さて、これからどうするつもりなんだい?」

隣にいる穂高さんを見上げると、傾きかけた太陽が栗色の髪に反射して金色に見えた。それは親子の証――イタリアにいる本当のお父さんと、同じ髪色なんだよな。

残念ながら俺には、そういう物はない。紺野のお父さんとの結びつきは、戸籍上だけ。温度(ぬくもり)を感じることができない紙の結びつきのみで、穂高さんの髪とはえらい違いだ。

「ハハッ。どうすればいいのか、サッパリ分からないや」

「分からないと言いつつ、随分と嬉しそうな顔をしているね」

「嬉しいよ、だって……。穂高さんとこれから一緒に暮らすということは、家族になるってことでしょ?」

大きな影が目の前に
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